11月24日(日)「保護者・教員向け大学説明会in大阪」を開催しました。
上智大学大阪サテライトキャンパスでは2024年11月24日(日)に保護者と教員に向けた説明会を開催しました。
近隣高校の教員、保護者に限らず広島など遠方地からも参加いただき、保護者、教員の方の関心にフォーカスした情報提供の場を設けることができました。本学への関心の高さを感じました。
まず西澤 茂 高大連携担当副学長(経済学部教授)より、「東京の大学で学ぶ意義と上智大学の魅力について」と題し、都心にキャンパスを置く本学での学びの魅力を多角的にご紹介しました。
上智大学は、文系・理系の学部全てが都心の四谷に集うワンキャンパスという特徴を持ちます。その特徴が日本を代表する企業と連携したインターンシップや、国内外で活躍される方を招聘した学内での講演、その他さまざまなプログラムが実現できる機会に繋がることを紹介しました。
また、上智大学の国際性豊かな環境として、80を超える国や地域から学びに来ている留学生との交流や、すべて英語で行う授業への参加、充実した言語教育と学習サポートの充実についても紹介しました。学内で多様な文化や価値観に触れ、日本語と英語、またそれ以外の言語をも学ぶ環境が整っていることで、グローバルな視野と多様性への感覚が養えるという点を紹介しました。
特に、11月22日から上智大学のホストで開催されている国際大学協会(IAU)の国際会議でのできごとにも触れ、日々の学びの環境が、ふとしたことで世界に繋がる契機や閃きとなる可能性に触れました。
地元の大学で学び、就職するのが一般的とされているが、変化の激しい時代において、大学生という若い時に地元から一度離れ、多くの出会いや機会に触れられる東京と言う「外」で経験を積むことは、自身の視野が広がるだけでなく、長く続く人生において変化に適応できる力を育むことに繋がるに違いないと言う思いを語りました。
在学生トークセッションでは、大阪市内の高校から上智大学へ進学し、法学部を卒業した卒業生とお父様に登壇いただき、大学進学の動機や東京での大学生活、留学や就職活動のエピソードなどを幅広く伺いました。
勉強と1人暮らしの両立で感じた親の有難さや、ゼミや部活の楽しさ、留学先での苦難があったからこそ、自己解決しようとする気概が生まれたことなどを話されました。特に、就職活動ではインターンシップへの参加や多くの企業を比較検討できる環境にあったため、非常に優位に活動できたと振返っていらっしゃいました。最初に就職した東京の企業から転職し、現在は地元の大阪で、人や企業の価値を最大限引き出せるような働きを通し社会貢献に繋げたいという熱い思いを伝えてくれました。
お父様は、東京に足を運び息子に会う度に、はっきりと成長を感じることができることに喜びがあった、その成長を感じる喜びは、離れていたからこそより強く感じることができたと話されました。息子を信頼して旅をさせるという気持ちの出どころなど、会場の参加者に親としてのさまざまな思いを共有していただきました。参加者からは「実際に卒業された方、そしてそのお父様の生の声が伺えて、とても参考になりました。共感できる点も多くあり大変有意義でした。」といったお声も頂戴しました。
その他にもキャリア支援、奨学金と学生寮、一般選抜試験方式の紹介など、保護者と教員の方の関心が高い情報をご案内しました。
本学のキャリア支援に関しては、上智大学の就職率の強さを近年の卒業生データを交えながら紹介しました。キャリアセンターが実施している様々な就職支援内容のご紹介など、短い時間ではありましたが資料提供等を通して、本学のキャリア支援について広くご紹介いたしました。
関東進学へのご不安事項に常に挙げられる住まいと経済支援についての説明は、本学の学生センター職員より行いました。上智大学独自の奨学金制度に加え、国や民間団体が提供する奨学金制度といった奨学金の種類に加え、申請時期や申請条件などにも触れ、多様な選択肢についてご案内しました。学生寮については、上智大学が運営をしている直営寮の特色をはじめ、推薦寮や専用寮など学生のニーズに合わせた寮もあることを紹介しました。入寮の申込時期と手続きに関する具体的な情報についてもご紹介ができ、関東での学生生活を少しでもイメージできる情報提供の機会に繋がったかと思います。
入試説明では、一般選抜についての詳細を主軸に、公募制推薦入試についての説明を入学センター職員より行いました。各入試の特徴と外国語検定の利用方法の説明に加え、公募制推薦入試の要項なども案内しました。
プログラム終了後は、ご希望の方を対象に個別相談も実施いたしました。参加者からは「短い時間にたくさんの内容が組み込まれ、上智のことがよくわかりました。」といった嬉しいお声をいただきました。